なんだ、換気か、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしあの、かの有名なナイチンゲールはこうぼやいだといいます。
「温度が下がらず空気を入れ替えることができればいいのに」
換気をすれば冷たい外気が入ってきます。その外気が患者にとって悪いのです。
現代では魔法のような換気システムが開発されています。
「熱交換型」換気装置、という素晴らしいものです。排出する室内の温かい空気と中に入れ込む室外の冷たい空気、
これをわずかな薄さの紙で仕切りお互いに熱接触させます。
そのことにより80~90%の熱が回収できるのです。
会社では広い空間にわずかな人間で作業していますが、あっという間にC02濃度が危険とされる1000ppmに達成します。
ところがこの文書を書いている3畳のミニマム書斎ではドアを開けてしまえば400ppm(ほぼ下限)、ドアを閉めても700ppmぐらいで収まります。
慣れてくるとCO2の銅が上がってくるのがわかって結構不快なのですが、いまのところCO2濃度については割と満足いっています。
数十万から100万ほどかかりますがこれからは必須です。
3種と呼ばれる換気システムなんて外の風が生で入ってくるんですよ、絶対快適な高気密高断熱住宅の住民にはふさわしくありません。ひやーっとした冷気が入ってくるなんてもう前世紀の遺物です。
今回はローヤール電気のを入れましたが、ほかのメーカーのでもいいと思います。
ただ、ローヤル電機は吸排気がそれぞれ調整できるので薪ストーブを扱うときに有利で今のところこれ一択だと思います。