MENU

コンクリート住宅の断熱性能の大切さ

木造住宅ではそれなりというか割と適当な断熱でもそれなりに成り立ちます。
それは構造である木がそれなりの断熱せいのうをもっているためです。
木の断熱性能はおおよそグラスウールの半分程度の断熱性能です。

コンクリートは木に比べて圧倒的に断熱性能が劣ります。
そのため、油断しているとすぐに結露してしまう欠陥住宅に近いものに仕上がってしまいます。

コンクリート住宅で結露問題を防ぐには外断熱しかありません。
現にヨーロッパにおいては内断熱の家は、欠陥住宅として扱われています。

旧東ドイツではそのような状態の住宅を外断熱化するビジネスが活況を帯びているそうです。
つまり日本だけでなく、世界各国でこれまでは内断熱、無断熱のコンクリート住宅が存在していますが、外断熱で結露問題を防げることが分かった今、外断熱以外の工法を選択するのは技術者にとって良心を欠くものとなります。

内断熱と外断熱についてはまたじっくりお話ししたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次