防災住宅 家族の守り箱

外断熱プレキャストコンクリート住宅

家族の守り箱は、日本で多発する災害から「愛する家族」を守るために作りました。

開発のコンセプト

「家族の守り箱」は、その名の通り「家族を守る」ことに特化した住宅です。防災住宅としての性能はもちろん、無機質で味気ない倉庫のような見た目ではなく、安心感とぬくもりを兼ね備えた空間づくりを大切にしています。

高い安全性能で災害から守ることは当然として、私たちは“安全”をもっと広く捉えています。

  1. 命を守る  災害時にも命と資産を守る。
    • [防災性能] プレキャストコンクリート構造により、地震・火災・水害などの災害に強い。
  2. 体を守る  一年を通じて快適な温熱環境で、健康と安全を守る。
    • [断熱性能] 断熱等級7、内外断熱+蓄熱で温度差の少ない快適空間を実現。
      • [病気予防] 心筋梗塞・脳卒中・アレルギーなどのリスクを軽減。
      • [怪我予防] 寒さによる身体硬直やつまずきを防ぎ、バリアフリーにも対応。
  3. 心を守る 日常のストレスから心を解放する「パワースポット」としての住まい。
    • [防音性能] コンクリート構造による高い遮音性で、静かな生活を提供。
    • [木の内装] 無垢材の床や壁で、自然素材のぬくもりと癒しを演出。

開発のきっかけ

創業以来、私たちはプレキャストコンクリートによる防災製品を数多く手がけてきました。ある日、代表の池永が中学生の娘と話していた際、娘にこう言われました。

「お父さんの作っている“塀のねっこ”があれば、地震でも大丈夫なんでしょ?」

それに対して、「塀は守れても、家がしっかりしていないと危ない」と答えたところ、娘はとても残念そうな表情を浮かべました。

その数年前、私たちは木造アパートに住んでおり、熊本地震の際には大分市内でも大きな揺れを経験しました。特に2階にいた娘と私は、今にも外に放り出されそうな恐怖を感じたのです。

この体験を通じて、「家にいる時間」そのものを守れる家を作ることが、私たちの使命だと確信しました。

家族の守り箱の構造

プレキャストコンクリート

「家族の守り箱」は、工場で製造された鉄筋コンクリートパネルを現場で組み立てる「プレキャスト壁式構造」を採用。これにより高い施工精度と耐久性を実現しています。

施工プロセス・品質管理へのこだわり

プレキャストパネルは品質管理が徹底された工場内で製造されます。製造段階で厳格な検査を実施し、現場では熟練のスタッフによる精度の高い施工で品質のばらつきを防止しています。これにより、長期的な信頼性と安全性を確保しています。

災害性能
  • 地震
  • 火災
  • 水害
  • 風害
  • 土砂災害

といった複合的災害に強い住宅となっています。また、外構製品も含めた防災トータル設計に対応できます。

メンテナンス性・耐久性へのこだわり

私たちが採用するプレキャストコンクリートは耐久性が非常に高く、建築学会基準で100年程度の耐用年数を誇ります。これは、むき出しの状態でも約100年の耐久性があることを示しており、外断熱工法では中性化の原因となる風雨に直接さらされないため、さらに長期間の耐久性が期待できます。

そのため、一般的な住宅と比べてメンテナンスの頻度や費用を大幅に抑え、生涯にわたり安心して暮らせる住環境を提供します。

外断熱+内断熱

頑丈なプレキャストコンクリート住宅の外周をぐるりと断熱材を巻きます。
コンクリートは蓄熱性が高く、断熱が不十分だと“夏は暑く、冬は寒い”という欠点がありました。

「家族の守り箱」では、

  • 外側:100mm
  • 内側:50mm

の断熱材を標準施工。これにより外気の影響を遮断し、室内の安定した温度をコンクリートが維持。快適で省エネな住環境が実現します。

内側の断熱材は断熱性能の向上はもちろん、エアコンのレスポンスをあげるためと、室内の音の乱反射を防ぐために設定しています。

外側にぐるりと断熱材を巻くことにより、外気の影響を大幅にカット。
このことによりコンクリートは室内の安定した温度をため込み、温度変化の極めて少ない快適な環境を提供します。

高断熱性能

選べるスタイル

標準のスタイル

陸屋根

置き屋根